ダウンタウン・サンディエゴ

南カリフォルニアで今、一番ホットなエリアは?と聞かれたら、迷わずダウンタウン・サンディエゴと答える。

つい1週間ほど前、6年の歳月をかけて完成したぺトコ・パークが、その中心地にオープンした。この球場は、今シーズンに大塚晶則投手(元中日)が入団したことでも知られるサンディエゴ・パドレスのホームグランドだ。

ダウンタウンはこの数年、不動産の建設ラッシュで、多くのホテルや商業ビル、コンドミニアムが建てられた。球場の計画がこれを後押しすることになり、多くのビジネスや住民を地域に呼び戻した。まだ開発は続いているが、ダウンタウンは見事なまでの活性化に成功したといえるだろう。

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ダウンタウンの新名所、ぺトコ・パーク。ペット用品チェーン店のぺトコ社が球場名のスポンサーとなった。球場には駐車場がない。観客はバスやトロリー電車、フェリーといった公共交通機関を使って来ることになる。車社会のメンタリティを変えるきっかけとなるだろうか…。
     



ダウンタウンという地理的条件や古き良き時代の回顧などから、収容数4万2000人という小規模の球場をつくった。
     

  特筆すべきは、建設予定地に古くから建っていた煉瓦ビルをそのまま保存し、球場の一部としたことだ。とてもアメリカらしい。ビルのベランダは、貸切のパーティルームになっている。
     
  バックスクリーン裏には、子供向けのミニ球場やピクニックエリアもあり、家族で来て楽しめるようになっている。
     
  ダウンタウンの繁華街の1つ、リトルイタリー。古くは、マグロ漁業に従事していたイタリア移民の街だったが、現在は老舗のピザ屋やレストランに並んで、おしゃれなカフェやアートギャラリーなどが軒を連ねている。
     
  南カリフォルニアでは最近、アーバンライフ(都心生活)を実現する人が増えている。近年の住宅不足によって、人口が郊外から空洞化していた都心に戻ってきており、サンディエゴのダウンタウンもその需要に応えることになった。至るところに建設現場があり、歩くのも一苦労だ。
     
   

2004.04.16

ダウンタウンとペトコ・パークの情報はこちらにも掲載