アメリカで肥満の人が増えるにつれ、それを対象としたビジネスも繁盛している。ダイエット、フィットネス、健康食品、ナチュラル製品といった産業はすべて、大きな成長を記録しつづけている。先日、仕事で
ナチュラル・プロダクツ・エキスポに行ったが、アメリカの多くの見本市が縮小傾向にある中、ここだけは年々規模が大きくなっている。とても1日で回ることができない。
最近、「プラスサイズ・モデル」というのが一般的になっている。大きめサイズのモデルのことで、小売店の広告などによく登場する。また、肥満の人は他人の目が気になって、内向的になりがちだと言われている。そのため、肥満の人を専門とするディスコやフィットネスクラブ、リゾートホテルといったビジネスまで登場している。
肥満が国を滅ぼすと心配される一方で、恐ろしいほどのビジネスチャンスがあることも否定できない。アメリカの肥満市場は10ビリオン(100億ドル=1兆円)と言われている。マジョリティが肥満になってしまえば、彼らに合うものを売らなければならない、ということだろうか。