訪問者が見る日本
− 洋服事情編 −


数ヵ月前、アメリカの洋服事情について書いた。今回の帰国で、アメリカと同じ事態が日本でも起こっていることを確認した。

せっかく日本にいるので、少し洋服でも買おうと思って買い物に出かけた。自分は9号だと信じて疑っていなかったので、9号の服をいくつか試着した。すると、驚くほどブカブカなのである。店員さんに7号を持ってきてもらったら、それがちょうどいいことが分かった。

「私は痩せたのか?」

一瞬、そんなことを考えたがそれは違うと思った。なぜなら、以前に着ていたが、今は確実に着れなくなっている服が実家にたくさんあるからだ。

通信販売でも同じことが起こった。9号を買ったらとんでもなく大きな服が届いたのだ。「最近の若い子はみんな大きいから、昔より大きめにできてるのよ」と母は言う。確かにそうなのかもしれない。アメリカと同様、日本でもサイズの寸法は確実に大きくなっている。私の9号は昔の9号だということが良く分かった。

洋服について1つ気になったのは、男も女も暗い色を着ている人が多いということだ。いつもダークスーツを着ているというのが日本人ビジネスマンの世界共通のイメージだが、女性もダークな色を着ている人が多くて少し残念だった。

確かに、季節的な理由はあるかもしれない。秋・冬は渋い色が好まれるだろうし、特に今年は黒が流行色ということだ。にしても、どこのお店に行っても似たような色ばかりというのは本当につまらない。ある日、すごくきれいな黄色のワンピースを着て歩いている人がいると思ったら、外国人だった。

男性はともかく、女性にはもっと明るい色で街を彩って欲しい。売る側にもきれいな色をたくさん出して欲しい。暗い世相なのだから、せめて洋服くらい明るくしませんか?


2005.11.10


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